スカクリブログJAPAN バックナンバー

みなさんこんにちは。スカイクリエーションの伊藤です。

 

今日は「ヘリコプターの計器 その他編」です。

 

左上の丸い計器、これはキャブレターの温度計です。

黄色の範囲に針がある時にはキャブレター内が凍ってしまう恐れがあるのでキャブレターヒートレバーをオンにしてキャブレターの温度を黄色の範囲から外してやります。

通称キャブアイスと呼ばれるこの現象は湿気の多い日本では特に注意が必要で、無視しているとエンジンが止まってしまいますのでこの計器には気を使います。

 

なぜエンジンが止まってしまうのですか?

キャブアイスが発生するとキャブレター内に氷が付着し混合気が通過する通路が狭まり、混合気流量が制限されてエンジン出力の低下を起こし、さらに悪化するとエンジンが止まってしまいます。

 

写真R22 BataⅡと書かれた文字の上に2つ下に4つの計器があります。

左上:アンプメーター。電流を表示しています。

右上:オイルプレッシャー。エンジンオイルの圧力を表示しています。この計器にも3色の色がありますのでそれぞれの色の意味通りに考え、通常は緑の範囲に入っていること。

 

左中:補助燃料タンクの残量計。満タンで10.5USガロン入ります。

左下:メイン燃料タンクの残量計。満タンで19.2USガロン入ります。補助タンクとつながっていますので残量計はだいたい同じところを差します。

 

右中:エンジンオイルの温度計。単位は℉(ファーレンハイト)華氏で表されています。

右下:エンジンシリンダーヘッドの温度計。単位は℉。エンジンの暖気運転やクールダウンの時にこの温度計を見て判断します。

暖気運転はグリーンの範囲に入るまでおこないます。

クーリングダウンは真ん中の数字350の3の字より針が下がったらOKというルールにしています。(KOSヘリクラブの場合)

この決まりはスクールやクラブ、オーナーさんによっていろいろあるようです。ちなみにアメリカのスクールでは2分30秒という時間で決まっていました。

 

 

ヘリコプターの計器は今日で終わりにしたいと思います。

実はその他にも機体の姿勢を表したりする計器等があるのですが、オプション計器ですべての機体にあるわけではないので省略させてもらいます。

今後機会がありましたら紹介したいと思います。

 

今日はココまで・・・。

 

計器の話ばかりで退屈になってきたと思います。

次回からは実際にヘリコプターに乗る準備をして、エンジンスタート!!、そして操縦のやり方等の話をしていきたいと思います。

次回の予定は「飛行前点検」です。

お楽しみに。