指定養成施設開講に向けて
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指定養成施設とは
航空局の認定を得ることによって、規定の訓練終了および最終審査に合格すると JCAB 操縦技能証明が取得できるコース。乗員養成不足解消に向けて、航空局としても期待されている。
最終審査は、航空局から認定を受けた社内の技能審査員が行うことができる。そのことにより、航空局の試験官が試験会場に来ることもなく、簡便な試験日程の設定ができることも、指定養成施設の大きな特徴である。
指定養成施設として目指すもの
スカイクリエーションが指定養成施設として認可された場合、事業用操縦士課程を見据えたブリッジ課程を経て、自家用操縦士訓練からの一貫コースとしての訓練提供が可能となる。
FAA 自家用操縦士課程の段階から JCAB スタイルを採用し、事業用操縦士としてのフライト訓練をすることにより、不合格者や期間・金額の超過を出すことなく短期間かつ良質な訓練を提供していく。
3つのメリット
- 短期間
1年前後の日本の訓練養成校に比べ、半分以下の4ヶ月 ほどでの訓練完了が可能。 - 訓練の質
本田航空との提携 により、日本国内で行う操縦士訓練の質を担保できる。 - 低コスト
航空大国アメリカでの受験のため 本FAAの整備基準 となり、機体単価が安い。
✤ 2025年7月テストコースを開講予定。8名での開講を目指しています。
テストコースとは
航空局から指定養成施設として認められるためのコース。
その条件は、6人以上のテストコース受験者で80%以上の合格率を達成すること。また SC の技能審査員への審査も条件に含まれる。認可されると、テストコースがそのまま本コースとなる。なお。SCのテストコースによる指定養成施設認可可否を問わず、テストコースでの受験者の合否は、そのまま事業用操縦士実地試験の合否となり、合格者には技能証明書 (ライセンス) が発行される。
費用
航空局試験官が SC に寄せる期待
【航空局・本邦外受験担当試験官】
天候の良さも手伝ってか、日本で1年以上かかるコースを4ヶ月間で行えることは素晴らしいと思います。仕上がり度合いも十分に日本と遜色なく、今後より多くの乗員養成に貢献していただくことを期待しています。
【航空局・乗員政策室担当者】
乗員養成は、国を挙げての大切な政策です。国外での指定養成施設設立ということで、新しいスキームでのチャレンジではありますが、多くの乗員を輩出できるように頑張ってください。
エアライン採用担当者が SC に寄せる期待
【JAL 採用担当者】
本田航空様からの訓練生は、技量・知識ともに信頼が置けます。今までの歴史に加え、海外での指定養成施設開設に向けてご尽力とのこと。スカイクリエーション様はノンテクニカルスキル向上にも力を入れています。人間力の高いエアラインパイロットは、採用において現在の重要課題となります。今までと変わらぬ仕上がりを期待し、多くの優秀な修了生に弊社を受験していただくことを望んでいます。ぜひ頑張ってください。